L(+)-酒石酸 | 87-69-4
製品説明
L(+)-酒石酸は、無色または半透明の結晶、または白色の細粒状の結晶性粉末です。無臭で酸味があり、空気中でも安定です。
L(+)-酒石酸は、飲料やその他の食品の酸味料として広く使用されています。 L(+)-酒石酸は、その光学活性により、抗結核薬の中間体である DL-アミノ-ブタノールを分割するための化学分割剤として使用されます。また、酒石酸誘導体を合成するためのキラルプールとして使用されます。酸性であるため、ポリエステル繊維の樹脂仕上げの触媒やオリザノール製造のpH調整剤として使用されます。 L(+)-酒石酸はその錯体形成により、電気めっき、硫黄除去、酸洗に使用されます。また、化学分析や医薬品検査における錯化剤、食品添加物スクリーニング剤やキレート剤、染色における防染剤としても使用されます。還元されるため、化学的に鏡を製造する際の還元剤として、あるいは写真撮影における結像剤として使用されます。また、金属イオンと錯体を形成し、金属表面の洗浄剤や研磨剤としても使用できます。
応用
食品産業
– マーマレード、アイスクリーム、ゼリー、ジュース、ジャム、飲料の酸味料および天然保存料として。
– 炭酸水の発泡剤として。
– パン製造業界およびキャンディーやお菓子の製造における乳化剤および保存料として。
醸造学: 酸味料として使用されます。味の観点からよりバランスの取れたワインを調製するためにマストワインやワインに使用され、その結果、酸度が増加し、pH 含有量が低下します。
化粧品産業 : 多くの天然ボディ クリームの基本成分として使用されます。
仕様
アイテム | 標準 |
外観 | 白い粉 |
純度(c4h6o6として) | 99.5 -100.5% |
比旋光度(20℃) | +12.0° — +13.0° |
重金属(鉛として) | 最大10ppm |
強熱時の残留物 | 0.05%以下 |
ヒ素(として) | 最大3ppm |
乾燥減量 | 0.2%以下 |
塩化 | 最大100ppm |
硫酸塩 | 最大150ppm |
シュウ酸塩 | 最大350ppm |
カルシウム | 最大200ppm |
水溶液の透明度 | スタンダードに準拠 |
色 | スタンダードに準拠 |